おさひめチャイルドキャンプとは

おさひめチャイルドキャンプとはどういう意味?

キャンプ(Camp)には、そこで力を蓄えて外へ出ていく、自立していくという意味があります。おさひめチャイルドキャンプは、子どもたちの「こころ」と「からだ」のケアに努め、主体的に生きていく力を培う定員30名の小さなキャンパス(Campus)です。

おさひめチャイルドキャンプの願い

私たちは、子どもたち一人ひとりがハンディの有無にこだわらず、『生きる喜び』を感じながら育って欲しいと願っています。そのためにも子どもたちの人権を尊重し守ることを努力します。

おさひめチャイルドキャンプが考えていること 

『児童の権利に関する条約』(1994年)を知っていますか?何かとても難しいそうですが、これは子どもを  『主体』とした権利についての約束です。そして、それは君たちが『児童』と呼ばれているあいだ保障されているものです。まず、ここに来て君たちがホッとできることが一番大事であり、安心して生活してもらえるように気を配ることが私たちスタッフの仕事です。 

基本的な衣食住の他に、重点的に考えていることは次の5つの権利です。

1.保健・医療について

ここには、小児慢性疾患を含む病弱・虚弱な子どもたちが多く生活していて、専門医療機関との連携は密接となっています。また、心身にハンディキャップのある子どもについては、積極的にリハビリテーションを行っています。治療に対しては、最善の援助をしますので心配しないで下さい。

2.意見表明・表現の自由について

もし君たちが君たちが施設を利用してみようと考えた時、いろいろな施設を見学すると思います。ここもその中の1つです。見学に来た時に質問してみて下さい。ここでは本音で生活してほしいと思っています。     今までに言いたくても言えなかった心の中を、私たちに思いきり表現してみて下さい。君たちが混乱した気持ちを整理していけるように、じっくり付き合います。なお、心の傷が深い場合は専門医にも相談しましょう。君たちの心が癒されていくのを私たちは暖かく見守っていきます。また、「自分はこう思う。こうしたい。」と言ってみて下さい。これはとても大事なことなんです。もちろん私たちスタッフへの不満だって遠慮なくぶつけて下さい。

3.教育について

小中学校には、それぞれ特別支援を受けられる学級が設置されています。高校はそれぞれの将来に合わせた学校を選べます。特別支援学校(養護学校)へも通えます。学校へ行くことに疲れてしまったら、そこに通学するのもいいし、休んでもいいのです。焦らず、無理せず生きてみましょう。君たちにとって、ここがひと休みする 「とまり木」になればと思っています。 

4.プライバシー・通信・名誉の保護について

君たちのことで人に知られたくない内容についてはプライバシーを守ります。

5.余暇・遊び・文化的活動について

私たちは、旅行・キャンプなど様々なレクリェーションプログラムを用意しています。その中から自分に合ったものを選べ、スポーツやピアノ教室など地域の活動へ参加する子どももいます。

最後にご両親へ

子どもたちばかりではなく、親も疲れていることを私たちは理解しています。だから心配されずお話して下さい一緒に考えましょう。私たちも力の及ばないところが多々あります。集団生活のために、制約を受けたり不便を感じることもあるでしょう。しかし、私たちは『子どもの最善の利益』を保障できるよう努めます。そして、子どもたちが将来幸せな社会生活が送れるよう、少しでもお手伝いが出来ればと思っています。

子ども一人ひとりが『自分は愛されている。』と感じてくれることを祈っています。